そんな健造さんを芹達は慌てて止めようとした。
望「やめてくださいよ!!
裏切るわけないじゃないですか!!」
大「そうですよ!!
苺は俺たちの仲間なんです!!」
健「苺が嫌だと言っても離れませんよ!!」
真「苺は俺たちには必要な子です。
むしろこちらが頭をさげないと、ですよ?」
芹「……苺は俺にとって、大切な存在です。
もちろんチームにとっても……。
大事なお孫さんを俺たちなんかに……ありがとうございます。」
今度は芹達が頭を下げた。
その様子を見ていた雅明は笑い出した。
雅「はははっ!!
お嬢はたくさんの人に愛されてるんですね、組長……いや、健造さん。
さすが、健造さんのお孫さんです。」
健造「……苺は愛される要素を持っているからな。」
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