苺が一人にしてと言ってから健造さん達は全員花宮組に戻った。
そしてみんな組長室に行った。



芹「さっきの話のことなんですが……。」



健造「苺が言っていた通りだ。

あの男は……俺の娘と孫を裏切った…。
殺したいほど憎い男だっ!!」



健造さんはあまりの怒りに手を握り締め、詰めが食い込み少しだけ血がでていた。



雅「組長落ち着いて下さいっ!!

お気持ちはわかりますがっ……落ち着いて下さいっ…。」



健造「…すまなかった。


……苺が男を憎む理由がわかっただろ?
あいつの周りにはそんな男しかしなかった…。


誤解とはいえ、中学の時の男もそんな男だった……。



頼むっ……。
お前らだけは苺を裏切らないでやってくれ……。」



若干涙目になりながら芹達に座ったまま頭をさげた。




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