「それに・・・碧月の事だってそうだ・・・・・・。
結局はこんな私を守るはめになった・・・。
たいして何もできない私をっ…守らなくちゃいけなくなったっ!!
仲間として受け入れてくれたのは嬉しかったけど結局私は何も出来ないっっ!!」
しばらく泣いた後、少し涙はおさまった。
おさまった頃くらいに芹が言ってきた。
芹「俺たちはお前が花宮組時期組長だから仲間にしたんじゃねぇ。
苺だから仲間にしたんだ。
喧嘩とか関係なく、お前を仲間にしたんだ。
苺に昔何があったかよくわかんねぇけど・・・・・・周りを頼る事を覚えろよ。
心配かけるって事、覚えろよ。
あと・・・・・・
・・・・・・信じるって事も覚えろよ。」
おさまった涙がまた流れてきた。
芹の言葉が妙に心に響いてきた。
健造「苺・・・・・・お前は時期組長でもあるが俺の孫でもあるんだ。
好きなだけ甘えて、好きなだけ迷惑かけてもいいんだ。
組の事ばかり気にしなくていいんだぞ?」
「けんぞ・・・さん・・・・・・。
ありがと・・・ございます・・・・・・。
芹達も・・・ありがとうっ・・・・・・。」
それから軽く談笑して健造さんたちは帰っていった。
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