「・・・すいませんでした・・・・・・。」



健造「もういい、無事だったんだからな。

だが次からは無理するなよ?」



「・・・はい。」







落ち込んでいると芹が近寄ってきて、頭を撫でてくれた。
それがなぜか妙に落ち着けた。



芹「・・・苺がなぜこんなにも無理したか、だいたいの予想はついてる。」



「えっ!?
な・・・なんで!?」



芹「足手まといになりたくないからだろ?
白川から聞いた。



・・・・・・お前は馬鹿か。

誰がそんな事お前に言った?
花宮組の人達がいつそんな事言ったんだ?
俺たちがいつそんな事言ったんだ?




勘違いしてんじゃねぇぞ。」



「でもっ・・・事実じゃん・・・・・・。

喧嘩どころか安静にしてないといけない・・・。


私時期組長なんだよ!?
組の皆を守るためになることを決めたんだ!!


なのにっ・・・今の私はこのありさま・・・・・・。


足手まといにしかなってないっ!!
恩返ししたいのに出来ないっ!!




逆に私が守られてるなんて駄目なんだ!!」




涙を流しながら言った。
芹だけにじゃなくみんなにむかって言った。



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