それからもずっと芹達は聞いてきたけど全て何もないと隠し通していた。
そして万里の番になった。
万里は運動神経いいので、一着でゴールしていた。
帰ってきた万里にさっそく言った。
「万里かっこよかったよ。」
万「ありがとー!!
・・・・・・それよりさっき」
「だから何もなかったってば。」
万「・・・・・・何かあったら真っ先に言ってよね?」
「わかった。」
そうこうしているうちに今度は混合リレーの番が来た。
芹達を見送ってから出来るだけ芹達が見えるところに移動した。
ピストルが鳴り、1番手は女の子だった。
芹達のクラスは3番という微妙な順位だったけど次に走った健介が1番になった。
それからもずっと1番をキープして最後、芹がゴールした。
.


