「待てっ!!
・・・・・・相談したいことがあるんだ。」
雅『私にですか?』
「あぁ。
実はーーーーーー・・・」
今日あった万里との事を言った。
「・・・んで、歌詞書けなくて困ってんだよ。」
雅『そのままを書いたらどうですか?』
「そのまま?」
『はい。
自分が今どう思ってるのか、
前はどう思ってたのか、といったような心情をまとめてみては?』
「だからそれが難しいんだって・・・」
雅『難しく考えるから難しくなるんです。
何も考えずまずは書いてみたらどうですか?』
「・・・・・・そうするよ。
ありがとな。」
雅『いえ、お役に立てたのならよかったです。』
雅明との電話が終わった後、何も考えずに書いてみた。
すると思ったより綺麗にまとまり、出来上がった。
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