文化祭まであと3日になった時、万里がありえないことを言ってきた。
万「いっちごぉー!!
文化祭2日目に立候補でやりたい人が舞台の上で出し物していいみたいなんだ!!
それに出たら?」
実は文化祭は2日間あって1日目は生徒だけで楽しみ、2日目は一般の人も参加出来るようになっている。
「・・・・・・私に何をしろって言うわけ?」
万「もちろん歌に決まってるじゃない!!
あの素晴らしい声をたくさんの人の前で披露するんだよ!!」
「めんどい。」
万「・・・・・・あいつの事でも歌詞にして歌ったら?
すっきりすると思うし、前に進むいいきっかけになるんじゃない?」
「あいつ・・・か・・・・・・」
万「苺だって次に向かって進まないとじゃん。
何曲か歌ってから最後にとか・・・・・・どう?」
「わかった。
・・・・・・私も前に進まないとね。」
そう言うと万里はすごく喜び、急いでエントリーしに行った。
・・・・・・私が出場するのになぜ万里が行くんだ?と思いながら内心笑っていた。
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