そんな私に芹が心配そうな声で話し掛けてきた。
芹「やっぱ怖いか?」
「・・・・・・怖くなんかない。
・・・行こうか。」
それから私達はスライダーを乗った。
言葉どおり転倒した時にすぐに助けてくれた・・・・・・って言っても足つくところだったみたいだけどね。
それからは私は一回もスライダーに乗らなかった。
他のみんなは何回も言っていたけど芹だけは行かないでずっと私の近くにいてくれてた。
そしてみんながまたスライダーに乗りに行った時、私と芹は荷物を置いているところで休憩していた。
「プールとか久しぶり。」
芹「楽しいか?」
「楽しいよ。」
芹「そうか。苺・・・
・・・・・・・・・水着似合ってるぞ。」
芹がいきなり顔を少し赤らめながら言ってきた。
あまりに意外すぎの上、今更?と思った。
「このタイミングでそれ言うの?」
芹「うるせぇ!!
さっきから言おうと思ってたんだよ!!」
そんな芹の姿が妙に可愛く感じた。
みんなが戻ってきてからまた色んなプールに入って出た。
帰ってからすぐにお風呂に入り、ベッドに倒れこんだ。
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