芹「ほら。」
「あ・・・ありがと・・・・・・」
その後頭をぽんっと叩いてきた。
それに対して私はドキッとしてしまった。
浮き輪の装着をし、色んなプールをみんなでまわった。
しばらくしてから望が言い出した。
望「スライダー行こうぜ!!」
大「賛成!!
俺も行きたい!!」
みんな行く雰囲気になっていたが・・・さすがにそれは無理だ!!
「私やめとく。
泳げないし、浮き輪使えないし・・・。」
真「それじゃボートに乗れば?
ボートに乗って滑るのなら大丈夫でしょ?」
「転倒したらどうすんのさ!!」
そんな言い合いをしていると誰かが私の肩を抱いてきた。
焦って横を見ると芹だった。
芹「一緒に乗ってやる。」
「はぁ?」
芹「ボート、1人じゃ無理なんだろ?
もし転倒しておぼれても助けてやる。」
"助けてやる"
そう言った芹にまたまたドキッとしてしまった。
私は芹を好きになりかけている。
でも私は二度とあんな思いしたくないから気づいてないふりをしておいた・・・・・・。
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