なかなか泣き止む事が出来ない私を誰かが優しく抱きしめてくれた。
芹「今日から俺たちは仲間だ。
いつでも頼ってこい。」
意外にも総長さんが抱きしめてくれた事にビックリし、泣き止むことができた。
「・・・私、男なんて嫌い。」
芹「あぁ。」
「・・・信じろなんて無理。」
芹「わかってる。」
「それでもいいの?」
芹「当たり前だ。」
「・・・しかたないな。
あんたらの族に入ってやるよ。」
素直に言うのが嫌だったから少し捻くれた言い方になってしまった。
そんな私の心情がわかったのか、芹は鼻で笑った。
芹「上等だ。」
結局私は入ることになった。
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