しばらくして健造は5人に話しかけた。
健造「あの子は強い・・・・・・だが弱い。
組の奴以外を全て拒否している。
とくに男をな。
組長としては族と慣れあってほしくない。
・・・・・・でも苺の祖父としては仲間に入れてやってほしい。」
望「いいんですか・・・?」
健造「あぁ。
あの子に教えてやってくれ。
"信じる"という事を・・・・・・」
そう言うと健造は頭を下げた。
それを芹達は慌てて止めた。
真「任せて下さい。
必ず・・・伝えてみせます。
"信じる"事の良さというものを・・・。」
健「それより苺は大丈夫なんですか?」
健造「今は集中治療室にいる。
あと1週間、問題なかったら個室に移れることになった。
移れたら連絡をしよう。
俺も一緒に苺を説得するから。」
芹「よろしくお願いします。」
5人の代表として芹が携帯番号を教えた。
その後すぐに芹達は帰って行った。
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