「紗枝華ー!呼んでるー」


ん?誰だろう?


「紗枝華!あの人イケメンで有名な栄口くんだよ!」


杏奈が耳打ちしてくる。



『へえー。でも何で私に用何かあるの?』


「告白じゃないの?やるわねえ!やっぱモテモテね!」


『え!そんなわけないよ!私モテないし!』


「まあ、行ってきな。」


そう言われてドアに向かう。