『何でじゃねえよ!紗枝華に手出すんじゃねえよ!!』 「「……え?」」 「お前何言ってんの?出してねえよ?」 『さっき抱きしめてたじゃねえかよ!』 するといきなり翔が腹押さえながら笑い始めた。 『なんで笑ってんだよ!』 「いや、だってそれは紗枝華がつまづいて棚にぶつかった時本が落ちてきて庇っただけだよ。」 『…は?』 「連ヤキモチ妬きだなあ!よっぽど好きなんだな!」 『うるせえよ!だからって抱きしめんなよ。』 そう言い紗枝華を抱きしめた。