「今日の売上は10万円か」


〜♪〜♪


「あ、時間だ…」


午後6時
私は待ち合わせ場所へ向かう


「あ! もしかして葉月ちゃん!?」
「うん!! 結崎さんよくわかったね」
「葉月ちゃんは裏ルートで調べたら1番に出てくるぐらい有名だからね」
「嬉しいな〜♪」
「それじゃそろそろ行こうか」


一夜限りの関係

別に何の事はない

ただ人が違うだけの同じ行為

お金を貰うからには相応の対価を支払う

世間では蔑まれる様なことだけど

私はいいと思う

別に詐欺をしている訳じゃないんだし




数時間後___



「葉月ちゃんは本当可愛いな」
「結崎さんって本当に30代なんですか?」
「そうだよ。つか、もうすぐ三十路も終わるよ」
「全然そんなふうには見えないですよね」
「ま、がんばって若作りってやつ?」
「クスクス…」
「あ、そういえばまだ渡してなかったよね。」


結崎さんはそういってスーツの背広から財布を取り出し渡してきた

1万円札が10枚……


「え!? こんな…」
「いーのいーの!! 葉月ちゃんに俺が渡したいから渡すんだし!!」
「…ありがとうございます!」
「ま、次は手加減しないけど」
「え…」
「冗談!!」


結崎さんはかなり面白い人だった

本当の笑顔を他人の前でだしたのなんていつ以来だろ