「あっ」







横を見ると私とおんなじように桜の木を見上げていた男の子がいた。



その子は桜の木を見ながら優しく微笑んでいた。




女の子みたいに綺麗な肌。かっこいいし。



見ていると男の子は私の視線を感じたのかこっちに振り返って目が合った。








「んっ??」






そして男の子はゆっくり近づいてきた。