「そんだけしてくれれば俺、すっげー頑張れる…
てか、長生きできると思う。」
「大袈裟ですよ…///」
真っ赤な顔を地面に向けて俺の服をきつく掴んでいる。
…やっぱ無理かな?
ただでさえ恥ずかしがり屋なのに。
「せんせ…」
「別に無理しなくても良いぞ…?」
そう言うと勢いよく抱きついてくる。
頭に手をやり、撫でてなると、黒い髪から覗く白いはずの耳が赤かった。
「プッ…ククッ―…
…真っ赤…―クスクス…」
「うぅ…」
「まぁ、そう
いじけんっ―…?!」
俺がクスクスと笑い、美勇の肩に手を移した瞬間…
俺の唇に暖かいものが触れた。

