「…美勇……」
「へっ!?////
み、水無月先生!?」
「ぇ、あっ…」
口から漏れた言葉と共に俺は美勇を抱きしめていた。
……やばい…………
「神前君、ちょっと…」
「えっえぇ、はい!」
俺は美勇の手を引き歩き出した。
運のいいことに俺が抱きしめたとき周りに人は居なかったらしくバレていないようだ。
ガチャッ
「せ、んせ…?」
ぎゅうっ―…
「美勇が足りない…
かも…」
「ふぁっ?!せ、先生どうし―…」
旧病棟に着いたとたんに力強く美勇を抱きしめた
美勇は何かを言いかけたけど何かを察したようでぎゅっと抱きしめかしてきた。
「甘えん坊の子供みたいですよ先生…?」
「…何でも良いよ。抱きつけるなら…」
我ながら恥ずかしいな…
でもそんな事も気にならないくらい…
癒される…

