確実に神前を意識している俺が居て…
(これが好きって事…
なのか…?)
今までの人生の中で人を想うなんてことをしてこなかったから…
言葉にならない思いが自分の中でグルグルしていて気持ち悪かった。
「食べ、ます…」
「ん。
ほら、起きれるか?」
「んっ―…ふぁ…////
ンゃ―…////」
(…抱き上げただけで
なんつー声を出すんだ
コイツは…////)
「んぅ…すぷ、んが…
持てない…」
「…俺が食わしてやるから口開けてみ?」
「らめれすよ。
はずかし、です…」
呂律のまわらない口で
一生懸命に遠慮して首を緩く横に振ってきた。
「自分で食えないくせに恥ずかしがんな。」
「でも…ゃ―…」
頭もあんまり回っていないらしく、いつもの敬語もハッキリしない。
敬語じゃ無いことがちょっと嬉しい何て事は…
な?←

