「水無月!」 病院に着くと佐伯が走ってくるのが見えた。 「患者さんの容態は!?」 「原因不明の呼吸困難だそーだ。心拍数も安定しない。」 「わかりました。 神前くん、君はご家族の所へ行ってあげてください。不安になっているはずですので。」 「分かりました!」 神前はすぐに病院の中に駆け込んだ。 ――――…… 「…顔に赤い斑点が出来てますね。アレルギー性のものかもしれません」 「とにかく今は処置をお願いします―…」 ――――――………