ガチャ―…
「かんざきー…」
「…………遅いです。
帰るって言ってからどんだけたってんですか。
病院からこのマンションの距離は滅茶苦茶近いはずですが。」
神前は怒っているんだろうが、俺だって面倒くさいのに捕まったんだからしょうがない。
「何でもいい…
俺を癒せー…」
ばた。
「水無月先生!?」
「う゛ーん…
腹減った…」
俺は靴を脱いだ瞬間に倒れ込んだ。
そっから何とかリビングに着き、飯を食った。
「卵焼きー!
生き返るなぁ…」
「お、大袈裟ですよ…
水無月先生…////」
そう言いながらも嬉しそうに微笑む神前を見て少し気が緩んだ。
「遅れた理由だけどな
面倒くさいのに捕まったんだ。」
「面倒くさいの…?」
「そう。看護士の巻って知ってるか?」
「あー…はい。」
神前は目線を上にして思い出してるようだ。
「あれに告られた。」
「へー…って、えぇ!?
告白…ですか…
水無月先生は何て答えたんですか…?」
「私にはお付き合いしている人がいる~…
以下略。」
俺は欠伸をしながらラーメンを口に運んだ。
「そう…ですか…」
「おぅ。
つか食い終わったらお前ソファ座っとけよ。」
俺が意味不明の命令?をしたため神前は眉間に皺を寄せた。

