「ほら、塗ってやるから座れ。」
「え。いいですよ!
自分でやりますから!」
神前は何故か鼻を押さえながら首を振った。
「そうか。ほら。」
ポイッと神前に投げ渡した。
「わわっ…!っと…。」
「変に塗りたくると
荒れるからな、気をつけろよ。」
「はい…ありがとうございます!」
神前は元気良く返事すると院長室を出ようとした
「神前。」
「はい?」
神前の後ろに立って両腕を掴んだ。
フッ―…
「んゃっ―…?!////」
神前は後ろから耳に息をかけるとヘタヘタと座り込んだ。
「ブハッ!くっ―…
アハハハハ!」
「水無月先生!!
何するんですか!!
小学生ですか!////」
「っわり―…プッ…
楽しそうだったから…」

