「変なこと大声で叫ぶな近所迷惑だっっ!!!」
「うっさいわねー…
…あら、かわいい男の子だぁー…
なに、こんどは男の子なのぉー?」
「こいつはそんなんじゃねーよ…
つか何しにきた。」
「ねぇねぇ、坊やおねーさんにお水持ってきてくれない?」
俺の話なんざ聞きもしねーで靴を脱いで部屋に上がり込む。
(相変わらずめんどくせーなこいつ…)
コトッ―…
「あの…お水です…」
「ありがとぉー…
と言うか坊や本当に可愛いわね。こんど―…」
「で、何しにきた。」
俺は話を遮り睨んだ。
「そんなに怒らなくてもいーじゃない。
近くにきたから寄っただけよ。」
「あの、おかわりは…」
神前は水のペットボトルを持ちながら問いかける

