日村は、松本の予想以上に元気で 女性らしくなっていた。 「先生、わたしちゃんと京都いけますか?」 弱弱しく尋ねた。 「あぁ。いけるよ。夜中につくさ。」 「よかった!B組、みんな元気ですか?」 「あぁ、尋常じゃないぞ?」 松本は、あきれた。 「私、忘れられてたりして。」