―数日後―


『莉沙ちゃん!おはよー♪』


『おはよー♪』


そういって、靴を履き替えようとしたら…




『なにこれ…。ここ…あたしの下駄箱だよね…?』





目の前にあるのは確かに『22』と書いてあるあたしの下駄箱…なんだけど…



戸が壊れてるし、板も外されてる…
しかもゴミ箱じゃないのに袋がたくさん入ってる…






これは…悪戯…?

















いや…いじめだ。
薄々気付いてたけど気にしないようにしてた…





でも…これはひどいよ…





みんながヒソヒソ話しながらあたしの下駄箱を見てる…









その場から逃げ出したくなった。