「わ!なんか踏んだ!…メガネ?」

「うそ…」

「誰の!?ごめんね」


…メガネ…


ぼーっとしてた私も悪いし…


「ごめんなさい…いいんです」



これじゃ何にも見えない…



私は保健室に行った。


「こんにちは」

「あら吹沢さん。メガネは?」

「割れちゃった…」



先生の顔も良くわからない。


「なんとかしてあげるから。…少し顔色悪いわよ?」

「久しぶりに同級生としゃべったから…」