「はいっ!」

「琴佳の友達第1号だ♪」


頼くんも笑ってくれてるみたいだった。


「頼くん…また…会ってくれますか?」

「…もちろん」


頼くんは私の頭をなでた。


「じゃぁね、琴佳」


そう言って、保健室から出ていった。



初めての友達は顔もわからないけど…。



いい香りのする男の子でした。