「兄上!! 教えてください。俺に足りないものとはなんでしょうか?」
「頭だろ」
「冗談を! このように頭は付いています!! ちゃんと答えてください」
「いや、だからちゃんと答えただろう」
お前にそれが理解できなかっただけで……。
王との謁見が終わり、俺たちは自室へ戻りテスト準備をするために自室へ続く廊下を歩いていた。
謁見の間から残念なお頭をお持ちの弟はずっとこの調子で聞いてくる。
「兄上!!」
「なぁ、そこで俺に答えをもらってお前はどうするんだ? それってカンニングと一緒じゃないのか?」
いい加減うるさくなってそう答えれば、弟はハッと目を見開いた。
その表情から、弟が何も考えずに問いかけてきていることがありありと浮かんだ。
まぁ、知ってたけども。
「す、すみません。浅慮でした」
「いつもの事だ」
まぁ思慮深かったら、こんなテストなんてなかっただろうけどな。
「頭だろ」
「冗談を! このように頭は付いています!! ちゃんと答えてください」
「いや、だからちゃんと答えただろう」
お前にそれが理解できなかっただけで……。
王との謁見が終わり、俺たちは自室へ戻りテスト準備をするために自室へ続く廊下を歩いていた。
謁見の間から残念なお頭をお持ちの弟はずっとこの調子で聞いてくる。
「兄上!!」
「なぁ、そこで俺に答えをもらってお前はどうするんだ? それってカンニングと一緒じゃないのか?」
いい加減うるさくなってそう答えれば、弟はハッと目を見開いた。
その表情から、弟が何も考えずに問いかけてきていることがありありと浮かんだ。
まぁ、知ってたけども。
「す、すみません。浅慮でした」
「いつもの事だ」
まぁ思慮深かったら、こんなテストなんてなかっただろうけどな。


