街を見下ろしている黄金の月
私は手に取った 月の滴
月から溢れ出る光と共にあの夜空へ駆け出そう
 
 
心がもしも鏡なら
貴方を映すだけで済んだのに
私はあの月鏡みたいな美しい心が欲しいよ
静かに月鏡は街を映し出す
街は黄金に輝いて やがて人々は眠りにつく
 
 
キミの表面に私は映っていますか
この手を伸ばせば映りますか
もしも空を飛べたならもっともっと近くに行けたのに…
大切な物程遠くに
そうでしょう?
 
 
 
街はやがて輝く 貴方のように
もう一度手に取って 月の涙
無邪気に笑っていた あの頃に
蒼空へ駆け出そう
 
 
心がもしも鏡なら
貴方を照らすだけで済んだのに
私はあの月鏡みたいな美しい心が欲しいよ
静かに人々は光に包まれる
街は黄色に輝いて
やがて私は目を閉じる
 
 
キミの表面に私は映っていますか
この手を伸ばせば映りますか
もしも空を飛べたならもっともっと近くに行けたのに…
大切な物程遠くに
そうでしょう?
 
 
夢の中で光に触れた
淡い黄色 眠りを誘うように
月鏡はいつまで輝くのでしょう
どんな色より綺麗で
そして 儚い……