「……う~ん。貴方達、今のところはまだまともそうね。……いいよ。見逃してあげる」
そう言って女はニッコリと笑うと、《そちらへどうぞ》と言いたげに手で行き先を指示して見せる。
「……で、お前のカードは?」
「お、おい!!」
俺の突然の問いに、それを咎める様な声が後ろから聞こえる。
しかしそれを無視して女を真っ直ぐに見つめると、女はニヤリと不敵な笑みを浮かべて見せた。
「あら、ごめんなさい。貴方達のを聞くだけじゃ、失礼だったわね」
そう言って女はクスリと笑うと、それからそっと……スカートの裾を捲り上げた。



