「……だ、誰が」
そう小さく声を漏らしたその時だった。
トンという軽い音と共に、目の前に一人の女が姿を現した。
真っ黒な長い髪を風に靡かせ、木の上から華麗に着地を決めた女。
その女の肩には大きな銃が背負われ、そして彼女の手にも小さな銃が握られている。
それから腰や太ももの部分に巻かれたベルトに、鋭利な刃物が沢山差さっているのが見える。
……何だコイツは。
あまりにも怪し過ぎる女の姿に眉を顰めると、小さく息を吐く。
黒いキャミソールに短いミニスカート、それから真っ黒なゴツイブーツを履いたその女は、銃をこちらに向かって構え……そして笑った。



