「ダイヤの8の女。アイツは本当に外の世界に出られたのか?」
男のその言葉に、コウモリは少しだけ鋭く目を光らせる。
「おいおいおい!?聞きたいのってそんな事かよ!?もっと大事な事、あるんじゃないのぉ~!?」
「さっさと答えろ」
呆れる様なコウモリの言葉に男が冷たく返すと、コウモリはパタパタと羽を羽ばたかせ、そして……ニヤリと笑った。
「ケケッ……出られたよ。お前がつくった【ストレートフラッシュ】の報酬で、あのダイヤの8の女は外の世界に出た。今頃命懸けで助けてくれたお前の事なんか忘れて、元の世界で違う男と伸び伸びとセックスでもしてんじゃねェのぉ~?」
その下品なコウモリの言葉に、静かに男を見つめる。
……助けた?
……この男が……そのダイヤの8の女の人を?



