「ここって……」
「ここがゲームテーブルだ。あの樹の根元にある機械でカードを消費する」
そう言って男はフラフラと覚束ない足取りでゲームテーブルへと向かうと、そっと俺を振り返った。
それに呼ばれる様に男に掛け寄ると、目の前の不思議な機械を見つめる。
それはその名の通り、灰色の金属で出来た四角いテーブルで、その上に大きな液晶が付いている。
「これが……ゲームテーブル」
そう小さく呟き、そっとその機械に手を触れた。
すると少しライトの消えていた液晶が光り、文字が点滅する。
《カードを置いて下さい》
その至って簡潔な説明に、グッと息を呑み男を見つめた。



