「ここは一体どうなってんだよ!?何でこんな事に……」
「五月蝿い。大きな声を出すと、誰かに気付かれる。死にたいのか?」
理不尽なこの状況に苛立ちを募らせる俺の言葉を遮ると、男はまた深い溜息を吐く。
「ここに来る前に、白い部屋であのクソガキの話を聞いただろ?アイツの言っている事は全て本当だ。アイツは悪魔で、俺達が殺し合うのを見て愉しんでいる」
「そんな……悪魔なんているワケ……」
「じゃあ、信じなければいい。お前はさっさと死んで、このクソみたいなゲームからおさらばしちまいな」
男はそう冷たく答えると、俺に向かって背負っていたリュックを投げ付けた。



