それから鬱蒼と茂る森の中を男の後を続いて歩き続ける。 男と同じ様に手にしたままだった【マーク】を腕に嵌め、マップを表示させたまま緑の点へと向かって歩いて行く。 ……本当にゲームみたいだ。 そんな事を考えながら、そっと少し前を歩く男を見つめた。 ボロボロの男は呼吸を荒げ、時折苦しそうに咳き込むが、歩く足を決して止めようとしなかった。