「……戻ろう。須藤さんが……帰ってくる」 その俺の言葉に二人は小さく頷き、それから三人でフラフラと元の場所へと戻った。 ……あの二人のカードを漁る気にはなれなかった。 自分の殺した男の死体から、残酷な現実から……目を背けたかったのかもしれない。 コウモリは途中しつこくカードを取りに戻れと訴えたが、それに誰も従わなかった。