コウモリは絶体絶命の俺達の様子を遠くで眺めながら、ニヤニヤとムカつく笑みを浮かべていた。 アイツは俺を助ける気も、何かする気も無い様で、遠くで他人事のように俺達を見下ろしたまま動こうとしない。 それに苛立ちが募ると同時に、あのコウモリの言っていた事が、あながち間違ってはいなかった事実に、小さく舌打ちをする。 ……俺の考え方が甘いのだろうか。 そのせいで今、こんなイカれた状況に陥っている。