wild poker~ワイルドポーカー~


「偶然にも助けて貰ったお返しにこのカードはあげる。特に必要ないカードだしね」

彼女はそう言うと俺の手に無理やりカードを握らせ、ニッコリと眩しい笑みを浮かべて見せた。

「あ~あ、襲われるし寝不足だし……最悪。睡眠不足は美容の大敵なのに」

そう言って彼女はまた肩を竦めて困った様に笑うと、そのまま俺達から離れて行こうとする。