「……ハートのQ」 その俺の呟きに、彼女の視線が真っ直ぐに俺へと向けられる。 彼女は俺達の姿に気付くと、少し驚いた様に目を見開き、微かに唇を震わせた。 「あ、貴方達……」 そう彼女が小さく呟いた瞬間、彼女の後ろの草が微かに揺れる。