それから暫く走り続ければ、あんなに近くに聞こえていた銃声が、かなり遠くなったように聞こえる。 それに次第に、その銃声すらも……聞こえなくなっていった。 ……《終わった》のだろうか。 そんな事を考えながら、トンと灰色の壁に背を付ける。