wild poker~ワイルドポーカー~


「うぁああああぁあああぁああああああああああ!!」

その悲鳴の様な雄叫びを耳にしたまま、震える銃口を男に向けた。

その瞬間、男の指がそっと引き金に掛かるのが見える。

まるでそれがスローモーションのように見え、そしてそれを茫然と見つめている自分を理解する。

こんな状況になってさえ……俺は覚悟を決められてはいなかった。

……甘い。

……甘過ぎて反吐が出るな。

そんな事を考えながらそっと目を閉じた、その時だった。