……映画なんかじゃない。 それは作り物でも何でもない……元は《人間》だったモノ。 そんな事を考えていた次の瞬間、また激しい銃声が俺に耳に届いた。 それにハッと目を見開くと、藤谷がこちらに向かって走って来る姿が見える。 しかし動き出した彼を銃弾が襲い、藤谷は数メートルこちらに近づいただけで、また壁の裏へとその身を隠す。