「君達のカードを教えてくれるかな?それと体のマークも」 眩しい笑みと共に向けられたその問いに、緊張したままそっと口を開く。 「俺は……《スペードのJ》……あの……こ、これ…デス」 そう言って自分の左腕のマークを指差して見せると、男はふんふんと頷いて見せた。 「わ、私は……《ハートの10》」 女の子は緊張した様にそう言って、履いていた茶色いブーツを少し脱ぐと、右のふくらはぎに刻まれた《ハートの10》を指で差して見せる。 すると男は少し驚いた様に、目を丸くした。