「怖い、怖い!そんなに怒んなよ~。教えて貰えるだけありがたいと思えよな!!他の奴らなんて自力で情報を集めるしかないんだぞ?俺様に少しは感謝しろよな!!ケケッ!!」
そう言ってコウモリはバサバサと周りをうるさく飛び回ると、元居た木の枝へととまった。
それを横目で見ながらウンザリした様に深い溜息を吐くと、静かに地面を見つめる。
「……53枚。って事は、全部でこの世界には53人のプレイヤーが存在するって事か?」
「う~ん。誰かしら死んでるのが当たり前だから同時に53人生き残ってるって事はあんまりねェなぁ~?まぁ、《最大で53人》って事だ」
「……最大?」
そうコウモリの言葉を繰り返して見せると、コウモリは不敵に笑って首を傾げて見せる。
「これ以上は何とも言えねェなぁ~。ケケッ!」
「……つかえないな」
そうポツリと小さく呟くと、コウモリがキッと瞳を鋭くしたのが分かった。
しかしそれを無視して背負っていたリュックから水の入ったペットボトルを取り出す。



