「その剣を手にするたった一人の為に……他の奴等は全員潔く死を選べとでも?無理に決まってんだろ」
「うわ~心の汚いヤツだなぁ~。誰かを救う為に自分を犠牲にする。そういうの大好きじゃん……お前ら人間ってさ?まぁ……本とかゲームとかの創造物の中でだけかなぁ~?ケケケッ!!」
「……何が言いたい」
その俺の質問にコウモリは答えず、バサバサと翼を広げて羽ばたくと、それからトンと俺の肩に着地した。
「それに方法は一つだけじゃない……なぁ?分かってんだろ?」
そう言って耳元で甘く笑うコウモリを冷たく見つめたまま、口を開く。
「全員殺せばいい……だろ?」
「おお!ご名答!!」
「ふざけんな!!」
そう声を荒げずうずうしく肩に乗ったままのコウモリを叩き落とす。



