「‥あれ?携帯鳴ってる!?」


私はカバンに入れっぱなしになっていた携帯に気付いた。


「どこかの企業からかも!」


私は慌てて携帯を取り出した。


「あっ‥。」


でもディスプレイに表示されていたのは、見慣れている名前で。


私は窓際の方へ歩きながら携帯に出た。