HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~

「いやぁ、ここまでの道のりは長かったな。」


「全くだ。やっと慶太くんが娘をもらってくれる。」


嬉しそうに握手を交わすお父さん達。


「も、もらってくれるって‥。っていうか、何でみんなにプロポーズの予告なんかしたの!?」


夢見ていたプロポーズが“お祭り騒ぎ”になってしまった私は、恨めしそうにケイを睨んだ。


「どうしてって‥ギャラリーがいないと燃えないっていうか‥注目されないと気分が盛り上がらないというか‥。」


ケイが申し訳なさそうに頭をポリポリとやった。


「ゴメン、ハル。ほら、俺って一応アイドルだし。」


ケイのわざとらしいアイドル・スマイルに思わず笑っちゃったけど‥。


でも‥まあ、いいか。


だって‥みんな笑顔なんだもん。