HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~

「‥俺さ、ハルの制服姿も好きだったよ。」


私が拗ねた顔をしていると、それに気づいたのか‥ケイが私を後ろから抱き締めた。


‥ドキドキ。


ケイの体温を背中で感じて、私の胸の鼓動が速くなる。


「‥ケイ。」


「ん?」


「いつも隣にいてくれて‥守ってくれてありがと‥。」


私は耳まで熱くなりながら、ケイに言った。


「な‥おまえ、感謝しながら泣くなよ!」


ケイが驚いて、私の顔を見た。


きっと顔に負けないくらい真っ赤な目から、大粒の涙がボロボロと流れている。


「わ、私、小学校のときからケイは特別な存在だった‥。ケイの存在がどれだけ大きかったか‥。だから、だからね。」


私は真っ直ぐケイを見た。


「け、ケイのファンの子達の気持ちが‥痛い程よくわかるの‥やっぱりケイに【happiness】を辞めて欲しくないっ!」