HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~

そして、いよいよ結婚式当日。


私は挙式が始まるまではリリーベル迎賓館のスタッフとして、なっちゃんの側にいた。


「相川さん、青木 慶太くんが到着したから予定通り控え室に案内したわ。チャペルにゲストが揃ったら、最後に相川さんが慶太くんをチャペルに案内してね。」


坂上さんがウィンクして言った。


「ステキな彼氏ね。きちんと私に挨拶してくれたわ。“春奈がいつもお世話になっています”って。」


坂上さんは誰にも聞こえないように私の耳元で囁いた。


「え!?」


私が真っ赤な頬を手で隠すと、坂上さんは嬉しそうに笑って自分の持ち場に戻っていった。


「慶太、着いたって?」


なっちゃんが鏡越しに私を見た。