HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~

そんなことを言われると私までワクワクしてきて、どこに行くのかは着いてからのお楽しみにしようと思った。


「ねぇ、ケイ!悠ちゃんがなっちゃんにプロポーズしたって!」


私はハッと思い出して、また興奮気味にケイに言った。


「俺もさっき聞いた。やっぱり友達の幸せは嬉しいよな。」


ケイはとてもご機嫌で、悠ちゃん達のことを心から祝福しているようだった。


「まあ‥先を越されたのがちょっと‥な。」


「え?何?」


ケイがボソッと何か呟いたけど、私にはよく聞こえなかった。


「いや、何でもない。で?BARは楽しかったの?」


「うん!二宮さんってすっごくステキなバーテンダーさんがいてね。」


私はさっき二宮さんが作ってくれたオレンジ・ブロッサムの話をケイにした。


「‥ふーん。それはよかったな。」


すると、さっきまでご機嫌だったケイが、思いっきり不機嫌そうに言った。