HAPPINESS!~幼なじみはアイドル~

「紙を見つめて、そんな顔してたら誰でも気付くだろ。」


ケイは呆れたように小さくため息をつきながら言った。


私は力なくベッドに座った。


「‥例の彼氏に慰めてもらえば?」


ケイが私の顔色をうかがうように言った。


「‥今日、別れたもん。」


私はもう本当に泣きそうだった。